草深 博好 Hiroyoshi Kusahuka

 
作者プロフィール
富士電機OB(1995年退職)1935年東京都生まれ。
1960年入社(当時は富士電機製造)、入社時は東海I号炉建設の真最中。英語力を見込まれGEC相手の営業担当に。その後水力、変電の国内営業も経験するが、原子力分野では、「AGRプロジェクト」、「シーメンスKWUのPWRセールスプロモーション」など高い英語力を発揮できるプロジェクトに従事。東海I号炉蒸気タービン・発電機の富士電機製への置き替えに貢献できたことは心に残る思い出。

主な活動履歴
書を始めたのは定年退職後。文武の武はゴルフ,文は書か絵画と考えたが、絵画は保管にかさばるので書を選ぶ。日本書道協会で腕を磨き、現在2段。雅号は「颯雪」。漢字に専念し、年1回の協会の総合書道展などで金賞、銀賞を多数受賞。出展時は、三ヶ月をかけて150枚ほど書き下ろして1枚を出し、評価を心待ちに。

 
解説: 草木が萌え出し、花が咲く春の意。唐代の詩人杜甫作「有感五首」の第三首の中に「寒(春寒)に翠華の春を待つ」という一句がある。